ガイドワイア ソフトウェア(NYSE:GWRE)は本日、MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(以下、三井住友海上)が自動車保険種目でGuidewire ClaimCenterのシステム稼働において日本全国への展開を完了したと発表しました。三井住友海上は、本年7月に北海道地域で利用を開始し、11月にかけて段階的に利用地域を拡大しました。また、事故受付センターでのClaimCenterの利用も併せて開始しています。
紙ベースで行う保険金の支払手続きや損害確認等の損害調査業務は、リモートでの対応には限界がありましたが、三井住友海上は損害保険業務の保険金支払システムにClaimCenterを採用した上で、「紙」を電子化する仕組みを構築し、ペーパーレス業務体制を実現しました。どこからでもドキュメントにアクセスが可能となり、どのような事故や災害が発生しても迅速に対応できるようになりました。
MS&ADインシュアランス グループは、ClaimCenterの導入による損害サービス業務の刷新により、グループ内のシナジー効果発揮と連携強化を通じて、損害調査力や生産性のさらなる向上の実現が可能となります。2023年からは火災・傷害・新種保険への適用拡大が予定されています。
ガイドワイア ソフトウェア、アジア太平洋地域担当マネージングディレクターのローランド・スリーは次のようにコメントしています。「三井住友海上社の自動車種目におけるGuidewire ClaimCenter実装プロジェクトの成功を心よりお慶び申し上げます。ペーパーレス業務体制を構築するデジタルトランスフォーメーションの一翼を担い、グローバルな保険・金融サービス事業を通じて、安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支える、という同社の経営理念の達成に貢献できましたことを、非常に光栄に思っております」。
三井住友海上火災保険株式会社について
三井住友海上は、MS&ADインシュアランス グループの中核事業である損害保険事業を担う会社です。総合力を発揮し、グローバルな保険・金融サービス事業を展開しています。三井住友海上火災保険に関する詳細情報は、ホームページ www.ms-ins.com でご確認ください。