ガイドワイアがInsurancePlatform 2017.2版のリリースを発表

すべての製品群におけるプラットフォーム強化し、 損害保険会社によりスマートで迅速なコネクテッド環境を提供

LAS VEGAS-CONNECTIONS 2017 , November 13, 2017

損害保険会社向けソフトウェア製品を提供するガイドワイア ソフトウェア(米国カリフォルニア州フォスターシティ、NYSE:GWRE、日本法人ガイドワイア ソフトウェア ジャパン株式会社<本社:東京都中央区、代表取締役:久和 義典>、以下 ガイドワイア)は本日、Guidewire InsurancePlatform™の2017.2版をリリースすることを発表しました。このリリースでは、損害保険基幹業務システム、データ&アナリティクス、およびデジタル製品群の機能強化が行われます。これらの機能強化は、保険契約者や保険代理店を含めたあらゆるステークホルダーとのエンゲージメントを強化するための、よりスマートで迅速なコネクテッド環境を損害保険会社に提供します。より高レベルなエンゲージメントの実現により、ガイドワイア顧客は、ユーザーに魅力的なエクスペリエンスとユーザージャーニーを提供することが可能となります。

ガイドワイアのデジタルチャネル担当バイスプレジデントであるアヤン・サルカルは次のように述べています。「エンゲージメントの時代に魅力的な損害保険会社であり続けるためには、保険契約者と代理店やブローカーの交流のあり方を再考し、従業員により権限を持たせることに注力を注ぐことが要求されるようになると我々は考えます。InsurancePlatform 2017.2のもたらす機能強化は、このような努力をさらに力強く支えるものになります」。

同社最高製品責任者アリ・ケイロロムームは次のように述べています。「InsurancePlatform 2017.2を市場に出せることを喜ばしく思います。このリリースは、私たちが提供してきたソフトウェアの高い品質を継承するものです。InsurancePlatform 2017.2製品の多くに施された機能強化は、このエンゲージメントの時代の中、競い合う損害保険会社の皆様をサポートするために設計され、成功のために必要となる基礎を提供します」。

InsurancePlatformは、DataHub、InfoCenter、Predictive Analytics、Predictive Analytics Solution Packsの新バージョンを通じて、予測から導かれるプロセス、API主導の統合設計、および事前構築されたより多くのコンテンツを駆使し、損害保険会社がよりスマートな作業とデータ駆動型の迅速な意思決定を行うことを可能にします。同時に、Guidewire Digital™製品の新バージョンは、コラボレーションによる機能強化を提供します。これによりInsurancePlatform利用者はコネクテッド体験を強化し、より高度なセルフサービス機能を保険契約者に提供することを可能とします。

今回のリリースの主なハイライト:

  • Guidewire DataHub™ 9.2は、ETL(Extract, Transform, Load - 抽出、変換、読み込み)の自動化と設定強化により、コンテンツ拡張のニーズを簡素化し、実装コストを削減し続けます。損害サービス業務のサポートと、収益の蓄積と処理の改善により、損害サービス業務における業務効率の全体像と共に、損益計算書の信頼性の向上が得られます。

  • Guidewire InfoCenter™ 9.2は、IBM Cognos 11へのアップグレードに伴うユーザーの生産性向上とエンゲージメントの向上に寄与します。高度なセルフサービス機能により、InfoCenterユーザーはITにほとんど関与しなくても、業務上の質問に対し迅速かつ的確な回答が可能になります。

  • Guidewire Predictive Analytics™ 6.2は、非構造化データのマイニングのための機械学習機能を拡張し、保険金請求の重大度の追加の指標を特定します。Guidewire Predictive Analyticsは、Amazon Web Services(AWS)を通して現在世界中で利用できるようになり、地方や地域のデータセキュリティーおよびプライバシー規制とのコンプライアンスにおける顧客の懸念を緩和することができます。

  • 新Guidewire Predictive Analytics Solution Packsは、代位および訴訟リスク検出に用いられ、Guidewire ClaimCenter®に統合されることによりスマートな損害サービス業務を可能にします。これらの統合されたユースケースは、第三者によるコスト回収の機会となるクレーム、および訴訟となるリスクがより高い保険金請求を特定し、エスカレーションを行います。モデル展開および基幹システムインテグレーションプロセスの改善により、ソリューションパックのユーザーは、投資からのより迅速なリターンを得ることができます。

  • Guidewire Digital 7.0は、消費者と保険契約者がどこにいても保険の見積もりや契約を行える、モバイルファーストの見積もり体験を実現します。車両識別番号のスキャンで保険契約対象の車両を検索し、運転免許証のスキャンで見積もりに必要な情報を事前入力することによって迅速な見積もりを実現し、保険をかける車種の視覚的な確認を行うことができます。