損害保険会社向けにソフト ウェア製品を提供するリーディングプロバイダーであるガイドワイア ソフトウェア(米国カリフォルニア州フォスターシティ、NYSE:GWRE、日本法人ガイドワイア ソフトウェア ジャパン株式会社<本社:東京都中央区、代表取締役:久和 義典>、以下 ガイドワイア)は、損害保険会社単体としては 国内最大規模とな る損害保険ジャパン日本興亜株式会社(本社:東京都新宿区、取締役社長: 二宮 雅也、以下 損保ジャパン日本興亜)が法人向け保険商品約180種目を対象とした新規保険引受業務、および契約管理業務システムに、ガイドワイアの Guidewire PolicyCenter® (以下 PolicyCenter)の導入を開始することを本日発表しました。
損保ジャパン日本興亜では、保険代理店を含めた販売店でのダイレクト計上の実現や契約明細等のデータの整備が、法人向け保険事業における大きな課題 とされており、「お客様サービス品質」「事務コスト削減」「収支管理」「リスク管理」の観点から、既存システムの切り替えが検討されてきま した。今回、 ガイドワイアが提供するPolicyCenterの機能が代理店および社内業務を大幅に改善する点、また世界各地で導入が進む同社のグローバルの知見が業 務改革に役立つ点が評価されたことから、ガイドワイア製品の導入が決定されました。
新システムの運用は、来年秋頃から新規契約は引受時、既存契約は契約更改時に、引受業務、 契約管理業務を既存システムから順次切り替える形でスタートする計画です。
新システム導入のメリットについて、損保ジャパン日本興亜では以下の点を挙げています。
ダイレクト計上、各種書類の一括作成などによる代理店業務の負荷の大幅な軽減① 種目・ステータス別に行われていた保険料計算、申込書作成、計上事務業務の一本化、 およびダイレクト計上化② 満期契約データの引き込みにより更新手続き時の保険料計算業務を軽減③ 申込書、変更依頼書の機械作成によるミスの低減
お客さま品質の向上① 事故受付時などの契約内容の照会にかかるリードタイムの短縮② 保険証券発行のスピードアップ・品質向上
データ分析、管理精度の向上① 契約関連データ量の増大② 契約法人別のデータ管理
損保ジャパン日本興亜:事務企画部長:藤野氏は、「代理店、営業店、バックオフィス間の業務フローがシステム化されたプロセスへ変更され ることで、代理店とのシームレスな情報共有が可能になります。また、法人向け保険商品群を単一のプラットフォームに集約することで、より的確な契約管理が 可能になると期待しています。」とコメントしています。
一方、ガイドワイア ソフトウェア社、アジアパシフィック地域統括グループバイスプレジデントの イアン・タバナーは、「損害保険国内最大規模の損保ジャパン日本興亜株式会社に法人向け保険商品の契約管理基幹システムを提供することができ、大変光栄に 思います。ガイドワイア社のテクノロジーを結集し、急速に変化する損害保険のビジネス環境の中で、同社がさらなる発展を遂げる 一助となれれば、と期待しています。」とコメントしています。
損害保険ジャパン日本興亜株式会社について
詳細はhttp://www.sjnk.co.jp/をご覧ください。